9月もはや半ばになってきて空気も空も秋の気配が感じられるようになってきましたね。

8月末の4日間で、飲食業界のクライアント様を弊社のパートナーが
上海にご案内してきました。

そのクライアント様は上海出店を決めておられるわけではなく、
海外に出る時には何が必要か、
実際にどんなことを知っておかなければならないか
どんな情報を得なければいけない、そしてビジネスチャンスがあるのかないのかなど、
即ビジネスに必要な知識を得、そして体験していただくことが目的でした。

飲食のプロのコンサルが同行し、4日間、本当にハードスケジュールのなかご案内して
充実したビジネスツアーだったと自負しています。

内容を、ほんの少しかいつまんでお伝えすると、

・現地の市場での食材を知ることと相場を知ること、生活の空気を感じること。

・実店舗を見学し、店の運営についてのノウハウ、例えば土地の価格や立地その他

・大手飲料メーカーの現地法人を訪問し、上海での酒類の利用状況や、
出店店舗の実態を聞かせてもらう

・調味料や食材の卸会社を訪問して、様々な有意義な生の情報などを聞かせてもらう

・クライアントが対象としている客層の実態と競争他社の状況、そして
ビジネスチャンスがあるかないか

などなど・・・

 

今後、業種は特定していませんが、プロのコンサルが同行して
順次ご案内していきたいと考えています。

8号からご案内しているフィリピンは、上海とはまた全く違う視点で
より広い業種業態のビジネスが考えられる国です。

皆さんが想像しておられるよりはるかに進んでおり、ビジネスの宝庫ですよ。
先入観を持たれないで、ぜひ行っていただきたい国です。

11月には、シンガポールを計画しています。
こちらもぜひご検討下さいませ。

費用は、全て実費のみで催行いたします。

 

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下地島の飛行訓練がなくなるかも・・・?
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今日は、海外の話題から少しそれますが、元ANA社員として気になることが
起こっているのでお付き合いください。

沖縄県宮古島の対岸、下地島は珊瑚礁に囲まれた美しい島で、
国際空港にも利用できる3000mの長さの滑走路を持ち、
副操縦士の訓練用の空港として1979年から運用されています。

人口約6000人の伊良部島が水路を隔てて隣接していますが、
下地島にはほとんど住民はいません。

この静かな離島の3分の1ほどの面積を、巨大滑走路と関連施設が占有し、
ほぼ1年間を通し、副操縦士を養成するための操縦訓練がこの地で行われていました。

B767やB737などの中型機が、車輪を少しだけ滑走路に接地させたかと思えば、
再びエンジン出力を上げて離陸してゆく「タッチ・アンド・ゴー」と呼ばれる
緊急時訓練の光景は、島の名物となっています。

また、悪天候などで視覚が確保できない場合に安全に誘導する計器着陸装置(ILS)を
両端に備えている空港はそう多くはありません。

世界一美しい空港――。

そう評される下地島空港の滑走路の端には、
カメラマンが待ち構え、珊瑚礁の海と飛行機とのシンクロ風景を狙う・・・、
その絶景が撮れるチャンスも、今年度で最後になる可能性が高くなってきたそうです。

経営再建中のJALは2010年5月から下地島空港での訓練を停止しています。
再建計画に伴う事業規模の見直しで、当面の間、副操縦士を養成しないことを
決めたからです。

JALは2011年3月、沖縄県とANAとの3社で結んでいた空港使用に関わる覚書を、
2012年3月末で正式解約すると通告しており、
今年は、下地島を旋回する訓練機は、ANAだけになっています。

近年はJALとANAの2社だけが訓練を行い、沖縄県に払う年間約6億円の
空港使用料を両社で折半していました。

しかし、JALの撤退で今年度はANAの約3億円しか見込めなくなり、
多額の空港使用料が県に落ちず、地域振興策が滞ってしまうことになりました。

そもそも、下地島空港はJALの経営破綻前までは、沖縄経済活性策の切り札でした。
ジャンボ機の離発着が可能な下地島空港を国際空港として、
海外からの集客を狙う計画でした。

空港施設を核に、税収アップや雇用増を目論んでいたのです。
下地島の潜在力を見込んで、近年はインフラも整備していました。

2006年に着工した宮古島と伊良部・下地島とを結ぶ、
伊良部大橋(全長約6.5km)の連絡橋の建設が進められ、2014年に完成する
見通しとなっています。

総事業費は約320億円。

完成すれば、無料で通行できる橋としては日本最長となりますが、
下地島が「航空マニアの聖地」でなくなってしまえば、利用価値は大きく下がるでしょう。

沖縄県はJALに対し、経営合理化を理由にした撤退とはいえ、
いきなり覚書を反故された地元沖縄としては、納得できないというわけで、
今春、東京簡易裁判所に調停を申し入れていますが、難航しています。

一方、ANAも今年に入って態度が微妙に変化してきており
来年度からの空港利用は、「白紙の状態」だそうです。

ANAが懸念するのは、この3億円がANAにのしかかってくるのではないかということ。

また、近年はフライトシュミレーターの進化によって、実地訓練をする必要性が
薄れてきたということが理由です。

今年8月に国土交通省は、副操縦士の資格試験の緩和措置として
フライトシミュレーターによる試験の導入を決定しました。

パイロットの養成が急務のなか、規制緩和の波によって「訓練空港不要論」に
拍車がかかっているという流れになってきています。

この問題には、個人的にはかなりの不安があります。

例えれば、極端な例ですが、自動車訓練所の中でしか運転をしたことがない人が、
いきなりタクシー運転手になるようなものでしょ。
フライトシュミレーターだけでなく、実機の訓練は絶対無くしてはいけないと
強く思っています。

JALが上場しましたが、これからどういう動きになるか見守りたいと思います。

 

それと、余談ですが、今までは中国人の日本への旅行といえば、
大阪から東京間のゴールデンルート、又は人気があるのは北海道でした。
ところが、上海では沖縄旅行が旬だそうです。

近くて美しいリゾート地ということで、パンフレットも多数出回っています。
これは前述のビジネスツアーでのおみやげの情報です。

尖閣諸島でギクシャクしていますが、一方ではこんなホットな話題もあるので、
沖縄のこれからがもっといい形で存在していってほしいなと願います。