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海外のビザについて

6回目は、海外のビザを取得する意味についてのお話しです。

投資の話なのに、なぜビザの話が出てくるのか?
そう感じる人も多いかもしれません。

海外の不動産投資を行う上で、それぞれの国でビザを持つことは、
投資を有利に働かせるうえでも、非常に大切なことです。

 

よく勘違いしがちですが、ビザを持ったからといって
必ずその国に住む必要はありません。

もちろん、日本人でなくなるわけでもありませんし、
一つの国のビザしか持てないわけでもありません。

海外のビザの取得をお勧めする理由は何点かあります。

・日本以外に住む場所を得ることは、自分と家族を守ることになります。
・その国での投資を有利に行うことができます
・日本の非居住者になり、日本の税制から外れることもできます
・取れるうちに取らないと、今後取れなくなる可能性があります

他にも様々な理由がありますが、この辺は基本になります。

成長段階の国においては、ビザは比較的緩いルールの中で
発行されていきます。

その国が成長していくと、ビザのルールは、確実に厳しくなります。

更には現在、世界はテロへの対策もあり、安易なビザ発行に対し、
アメリカを始めとする先進諸国が圧力をかけるようになっています。

今すぐビザを持つメリットは、どのようなところにあるのでしょうか?

参考までに書いてみます。

・マカオの投資家ビザ

 2007年夏までは取得できましたが、現在は取得できません。
マカオの投資家ビザを持っていると、政府から毎年お金をもらえ
医療費もかかりませんし、子供の学費も全くかかりません。

 中国では、非居住者の外国人に対しては、不動産投資を行う際の
銀行融資が通りません。
しかし中国に法人を持ち、ビザを取得し、1年間、中国内で所得を得ると、
今でも銀行から融資を受けることができます。

・フィリピンのクオータービザ。

 2010年は、最短では4営業日で取得することができました。
2011年よりルールが厳しくなり、9日間はフィリピンにいる必要があります。
いずれ、この制度自体がなくなる可能性があります。

・マレーシアのMM2Hビザ。

 以前は、200万円程度の銀行預金が義務付けられていました。
現在、50歳以上は約400万円、50歳以下は約800万円の定期預金を
しなければいけません。
このハードルはますます上がっていくでしょう。

 

ビザのルールは各国ともますます厳しくなっていくでしょう。
そして、なかなか取りづらいものとなっていきます。

取れる人は今のうちに取っておくべきだと思います。

ビザはひとつだけでなく、複数のビザを持つことが可能です。
数カ国のビザを同時に持つことができます。

資金的に余裕のある方。
多くの国で有利な投資を行いたい方。
先々に多くの国に住むところを持ちたい方。

順番に一つ一つビザを取得していく。
これも目標の一つにしても良いのではないでしょうか。

アメリカやカナダのように、ビザを持つことで、年間の半分以上
その国にいなければいけないという厳しいルールのビザであれば、
取得するにも注意が必要です。

しかしお勧めする幾つかの国に関しては、このあたりのルールも
ありません。

住むことを義務付けられていないビザなのです。
非常に使い勝手の良いビザだと思いませんか?

何処のビザを取れば良いのか?
悩むところだと思います。

現在、一番勧めている投資先はマレーシア及びフィリピンです。

既にフィリピンで不動産投資を行っている方。
プレビルド物件への投資をされている方。

プレビルド物件が完成する前に、リタイアメントビザを取得してください。

銀行借入れの際に非常に有利になります。

10日間ほどフィリピンに滞在する必要がありますので、
計画的にスケジュールを決め、2週間とか、英語の勉強をしつつ、
ビザを取得するなんてこともできます。

セブやボラカイなどのリゾートを回ってみるのも良いかもしれません。

ジョホールバルで既に不動産投資を始めている、またはこれから開始する方。

MM2H、もしくはマレーシア法人を設立し、ワーキングパーミットを
取得しましょう。

様々な面で有利な展開を行っていくことができます。
不動産投資だけでなく、他にも有利な点が沢山あります。

ビザを活用するノウハウについては、今後も公開していきます。

資産分散の考え方

5回目は、資産分散の考え方についてです。

海外への資産分散という点を中心に考えてみましょう。

『資産を分散して持つということ』

日本に住まれ、現在、日本で所得を取られている皆さんは、これから先、
一生日本円というお金を給与として、所得として貰っていく可能性が高いと思います。

今まで、資産を3つに分けるのが、分散手法として良いと言われてきました。

・ひとつは現金。
・ひとつは不動産。
・ひとつは金融資産。

しかし、現代における3分法は違います。

日本とそれ以外の通貨2種類、合計3つの国で資産を持つことが重要です。

日本だけで現金・不動産・株式を持っている場合、万が一、年金崩壊、
国債暴落などがおき、日本円が大幅に下落するようなことがあれば、
その資産の全てが、他国の通貨に対して暴落してしまいます。

円の価値が下がったとしても、日本国内で一生生活するのであれば、
インフレなどの厳しい状況になったとしても、なんとか生活していけるかもしれません。

しかし、海外旅行に行きたいと思っても、大きな費用負担をしなければ、
楽しい旅行もできなくなってしまいます。

自らの子供たちの教育のこと、両親の介護や医療に対してのこと、
様々な可能性を奪ってしまうことになります。

2008年の夏以降、韓国ウォンはほんの数か月の間に、半分以下の
価値まで落ち込みました。

韓国内だけに資産を持つ方々は、他の通貨に変えようとした時に、
今までの倍のお金を支払わなければならなくなりました。

お隣の韓国で起きたことが、日本では絶対に起こらないということはありえません。

EU諸国を見てみてください。
大幅な失業率の上昇が、大きな社会問題になっていますよね?
働きたくとも、働く場所が全くないという状況に陥っています。

何処の国で何が起こっても不思議ではありません。
だからこそ、資産を分散する方法についても考える必要があります。

日本円で稼いでいるから、今ある資産を円以外のものに変えるということ。

現在日本円で給与をもらい、お金を稼ぎ、今後も日本円で給与をもらい、
お金を稼ぎ続けるからこそ、今ある資産、必要最低限以外のものを、
日本円以外のものに変えておくことが大切です。

例えば、30歳のAさん。 
今後も今勤めている会社に一生勤務していこうと考えています。
1年間の給与は300万円で、ずっと給与が上がらないと仮定します。

それでも60歳までの30年間では、合計で9,000万円の給与を
日本円でもらうことになります。

仮にAさんが、今の時点で300万円の預金があるとした場合、
全額海外に作った銀行口座に入れておき、通貨を変えたとしても、
日本の資産30に対して、海外資産は1でしかないのです。
(9000万円に対して300万円という計算)

ポートフォリオのバランスを考えた場合、総資産の僅か3%しか
海外への資産分散ができていないことになります。

皆さんも自らに置き換えて考えてみてください。
円というお金の価値がもし暴落した時は、海外においてある資産は
その分資産価値を増すことになります。 

仮に1ドル90円が、180円の円安になったなら、海外に出したお金は
日本に戻した時に倍の価値に跳ね上がります。

1,000万円のお金が2,000万円の価値になります。

ソビエトが崩壊したとき、ルーブルという通貨は僅か1年間で
1万分の1くらいまで暴落しました。 

つまり、1億円が1万円の価値になってしまいました。
この時に1万円を海外の通貨で海外に預金をしておけば、
1年後には1億円の価値に跳ね上がったということです。

『備えあれば憂い無し。』

これからの時代、皆さんがどのような状況になるのかもわかりません。
まずは資産を日本以外に分散しておくことを強くお薦めします。

海外の銀行に自らの口座を作り、そこに資産の一部を入れておくこと。
これを最初の一歩として、皆さんに行って頂きたいと思います。

それでは何処の国の口座が良いのか?
日本からも近く、ネットバンキングも発達した香港の幾つかの銀行が
良いのではないかと思います。

しかし、まずは口座を作る前に、海外に出て肌で感じてみること。
これが始まりとなります!

まずは、海外に一歩出て感じてみてください。

 

明日は、『海外のビザを取得する意味』ついてお話します。

日本の不動産投資の現実

4回目は、日本の不動産投資の現実についてのお話しです。

 

なぜ日本の不動産のことをいきなり書くのか?

世界の状況を知るためにも、日本の投資情報を知っておく必要があります。

過去10年程度、日本でもサラリーマンをしながら大家さんになる。
そんな不動産投資が流行しました。 

これが大きな問題になりつつあり、5年後には大量の自己破産者、
自殺者を出す要因につながるのではないかと思っています。

それはなぜか?

日本の賃貸向けの不動産投資には、根本的な問題があります。

(1)銀行借入れが、リコースローンであるということ。

  日本でサラリーマンをして安定した給与所得があれば、
上手に借入れすることで、物件価格の100%の借入れができる
時代がありました。

  この借入れを行う為には、リコースローンでの借入れとなります。

*リコースローンとは何か? 

 不動産を担保に入れるだけでなく、借入れを行う本人が連帯保証人に
ならなければいけません。 
ひどい場合には、第三者の保証人も求められます。

両親や親類、お世話になっている社長さんなど、第三者の連帯保証を
求められます。

仮に物件価格が大きく値下がりしても、賃貸が全くつかなくても、
物件を手放しても、ローンが付きまといます。

海外の場合、多くの国でノンリコースローンによる不動産投資ができます。
購入した物件を放棄すれば、一切ローン返済を行う義務がなくなります。

日本の自殺者は過去17年以上3万人を超えています。
事業に失敗したり、住宅ローンを払えなかった結果、自殺する方がいます。

なぜ自殺しなければいけないのか? 
銀行ローンには、必ず保険がかかっています。
自殺をすることで、保険が銀行のローンの返済をしてくれます。

最後は自らの命を絶つことで、支払いを行うしかありません。
銀行は、これがわかっているのに、貸出を行います。

なぜ自殺をするのか?
『一番の理由は、申し訳ないからだということです。』

連帯保証という仕組みの為、保証人の方に迷惑をかけられないから。 
そんな理由で自らの命を絶ってしまいます。

海外の不動産投資であれば、ノンリコースローンの為、
物件を手放すことで、ローンの支払い義務がなくなります。

(2)人口減少

日本の人口は、既に減少し始めています。
世帯数に比べ住宅数が大きく上回り、住む家が余っています。

それにも関わらず、新規の住宅が次々に市場に出てきます。
不動産会社、デベロッパーは、販売しなければ会社が成り立ちません。

そして銀行にとっても、住宅ローンほど手堅い貸付はありません。
保険をかけることで、回収することができます。

そんな悪い仕組みの中、市場には次々と物件が供給されます。
新しい住宅、マンション、アパートができれば、誰が好き好んで、
古いアパートやマンションを借りるのでしょうか? 

利便性の悪い物件を借りますか? 狭い部屋を借りますか?
魅力の低い物件は、家賃を下げて貸出すしかありません。

その結果、当初見込んだような収支計算が成り立たなくなります。
札幌、大阪、九州では、既に賃貸市場が悪化しているようです。

これらのエリアでは
貸したくても借り手がつかない、値段を下げても借り手がいない、
こんな状況が起こっています。

(3)利益の先食い

日本で不動産賃貸を行い、現在収支が合っているとしても、
それは先々まで、ずっと続くと思いますか?

冷静に考えてみてください。 

築年数が新しい物件には、確かに借り手も付くでしょう。
年数が経過し劣化している物件は避け、新しい物件に住みたいのは、
誰でも同じだと思います。

借りてもらう為に、物件を手直しし、
いつでも綺麗な状態にしておかなければいけません。
これには多くのコストがかかります。

 

ローンを何年で組むのか? 
キャッシュフローをプラスにする為だけに、35年間とか超長期の
ローンを組みます。 

冷静に考えてみてください。 

35年後に、ボロボロになったマンション・アパート。
一体、誰が住むと思いますか?

キャッシュフローがプラスであったとしても、それが永遠に続くことは
あり得ないのです。

もしキャッシュフローがプラスで回っていたとしても、利益の多くは、
税金で持っていかれてしまいます。

日本は不動産を所有しているだけでも、高い税金が必要になります。 
結果的にほとんどのお金が残りません。

この仕組みに気付き、日本での不動産投資を止めようと思っても、
アパート・マンションを転売しようにも、買い手がいません。

投資用の不動産については、銀行の融資姿勢が消極的です。
それだけではありません。

売ろうと思ったとき、全く買い手がいないのです。

入居者がつかないので物件を手放そうとしても、リコースローンの為、
ただで不動産を手放しても、借金だけは払い続けなければなりません。

呪縛なのです。 
ローン期間中は、まさに呪縛にかかった様な状態になります。

 

(4)値下がりする不動産

人口が減っている日本。まだまだ不動産価格は、下落していくでしょう。

既に住宅は余っています。世帯数を超えた住宅があるのです。
家が余る中、更に言えば所得も下がる中、不動産価格が上昇する
可能性がありますか? 

インフレでも起こらない限りは無理だと思います。 
今後も不動産価格はゆっくりと下がっていくことになるでしょう。
冷静に考えておく必要があります。

毎月家賃を得ていても、資産そのものの価値がどんどん減っていきます。
10年後に上手に物件を売却できたとしても、当初の購入価格よりも、
大きく値下げして売却することになるでしょう。 

10年間かけて作った資産のつもりが、銀行ローンを返済すれば、
殆ど手元に残らない、むしろ足りないのではないかと思います。 

10年間に得た不動産収入。ここには、全て税金がかかってきます。
固定資産税も必要になります。

物件を売却し、清算した時にマイナスが出たとしても、
過去に支払った税金は返してもらえません。

日本が急成長した高度経済成長時代であれば、不動産投資、賃貸業は
非常に魅力が大きかったと思いますし、事業として成り立ちました。

現在は、大きく環境が違います。

 

海外投資というと、ハードルが高く感じられるかもしれません。
しかし、考えてみてください。

日本が成長する段階で、不動産価格や家賃が上昇したように、
これから成長していく国には、大きな可能性を秘めています!

世界中のどの国でも、経済が成長し、人口が増加し、
GDPが上がっていく中、不動産価格は上昇をしました。
全ての国で、これが実証されている事実だということ!

この事実をよく考えた上で、次回のメルマガを読んで下さい。

次回は『資産分散の考え方』ついてお話します。

投資を学ぶ意味

3回目は、投資を学ぶ意味についてのお話しです。

日本に住んでいても、様々な投資について耳にする機会があると思います。

銀行預金・定期預金・証券会社でのMMF・株式・不動産投資。
他にも投資には、様々な種類があります。

日本の投資についてのお話は、幾らでも得ることができますので省略します。
今回勉強してほしいのは、海外投資に関してのお話です。

しかし、本当に良い海外投資の話は、残念ながら、
殆ど日本には入ってこないという現実があります。

日本には、『金融商品取引法』という非常に厳しい規制があり、
海外の投資情報が、殆ど入手できない仕組みになっています。

残念ながら、海外にある非常にリターンが高い投資情報は、
日本に住む私たちには伝えられません。

 

残念なことに、投資の世界でも、毎年詐欺事件が起こります。

なんで?と思うような、非常にわかりやすい話に騙されてしまい、
多くの人が、多額の現金をだまし取られています。

残念ながら、その中には海外の案件があります。
『金融商品取引法』がその為にあること、これは理解できます。

しかし、これを理由にして、本当に良い世界中の投資案件について、
日本人の皆さんの『知る権利』を取り上げてしまっている現状があります。

保険についても同様です。日本の居住者は、海外の保険には
入ってはいけないという法律上の規制があります。

同じ条件で海外の保険に加入すれば、日本に比べて、
大幅に掛け金が下がるにも関わらず、日本の居住者は、
これらの保険には入れません。

 

初めに断っておきますが、
ここでは投資の勧誘話をしているのではありません。

日本に住む私たちが、世界中の様々な投資のことを知り、
もっと投資について学んでもらい、選択肢を広げてもらうためです。

ぜひ、世界中の様々な投資案件について学び、
将来のお金を稼ぎ出す仕組みを構築して、自分自身の為、
家族の為、友人・知人の為にその知識を活かしてください。

 

投資には主に、2種類あります。

・インカムゲインを得る投資
・キャピタルゲインを得る投資

インターネットで検索してもらえればいくつでも出てきますので、
この中ではあえて書きませんので、ぜひ調べてみてください。

ここで伝えたいことは、もっともっと深い部分です。

単に世界中にある最新の様々な投資のことだけでなく、
お金にお金を生み出してもらう仕組みです。

投資の極意となる『より深い部分』について、一緒に学びましょう。

次回は『日本の不動産投資の現実』についてです。

なぜ海外での不動産投資を勧めるのか?
日本での不動産投資のデメリットをお伝えします。

キプロスの預金封鎖

16日に地中海に浮かぶ小国キプロスで、
預金封鎖が行われたというニュースが流れましたね。

ちなみに、
キプロスはここにあります。

http://www.fmc.nu/kb73892/27621

「預金封鎖ってなんなの?」という方もいらっしゃると思います。

それは、銀行からお金が引き出せなくなることです。

引き出そうとしても、「今週は預金が引き下ろせなくなりました」
と告げられます。

これが預金封鎖です。

通常は、その国じゅうの銀行で一斉に行われることが多いです。

引き下ろせなくなること自体は、
国がひっくり返るほどの事態ではありませんが、
問題は、封鎖されているときに何をされるかということです。

今回、キプロスが何をやるかというと、
国じゅうの預金を封鎖して、封鎖している間に
「預金税」を徴収しようということです。

「税率は10万ユーロを超える預金口座については9.9%、
それ以下の口座については6.75%とされており、
徴収税額は58億ユーロに上ると見込まれている。」

と、書かれていました。

つまり、
預金が多い人の場合、
銀行に預けていたお金の10分の1が、無くなってしまうのです・・・

「明日、預金されている金額の10分の1を天引きします」と
銀行がいきなり言ったら、
ほとんどの人が自分の預金をおろそうとして、銀行に殺到しますよね。

そうなると、
銀行の金庫は空っぽになり、
預金をおろせない人も出てきます。

もう、銀行は破綻してしまいますね。

「預金封鎖なんて残酷だし信じられない・・・」
「ありえない・・・」
そう思った方も多いのではないでしょうか?

実は、以前、
日本でも預金封鎖が行われています。

1946年、戦後のインフレの中で、
新円切替が施行されると同時にこの方法が実施されました。

詳しく知りたい方は、こちらを読んで下さい。

http://www.fmc.nu/kb73892/47621

ポイントは
「新円切り替えが施行されると同時に」
というところです。

こちらもちょっとご覧ください。

http://www.fmc.nu/kb73892/57621

少し詳しく言うと、
預金封鎖で引き出すことが制限されている事と並行して
新円の発行を行い、「今までのお金は使えなくなっちゃうよ、
だから新しいお金に交換してね」、ということです。

現実には引き出せないのですから、
結果的には多くの人がお金を失ったということです。

国民が戦前に持っていた現金資産はもとより
国債等債券も同様にほぼ無価値になりました。

これらの措置には、インフレ抑制とともに、
財産税法制定・施行のための資産把握の狙いがありました。

背景には、政府がお金がなくなったので、
戦時国債の償還ができなくなってしまったことがあります。

現在も日本の財政は非常に悪い状況なんので、
預金封鎖をして、国債をチャラにするのではないか?
という憶測も飛んでいます。

そこまではしないと思いますが、
現在、アベノミクスに見られるように、
円安+ちょっとしたインフレで、
気づかないうちに預金の価値が減少しているように感じます。

やっぱり、国っていろんな事ができるんですね。

実際に他国のことながら、こういう現実を見るとそう感じます。

今回の件で感じたことは、
結局は、お金って、持ち続けるのが本当に難しいなということです。

特に、
お金の価値を減少させずに維持するということだけでも、
結構難しいなと思います。

お金を管理・運用することを勉強しないと、
いつ、このようにお金がむしり取られたりするかわからないので、
稼ぐことも重要ですが、お金について学ぶことは重要ですね。

子供たちの教育について

2回目は、今後の子供の教育についてのお話しです。

まずその前に、この6回のメルマガ講座は、ある人の講座から大半を引用しています。
その人は、現在世界中を周り、様々なビジネスを組み立て、発信しています。
新鮮な発想、且つ冷静に物事を見ていますので、
皆様個々にお考えはあると思いますが、
客観的に受け止めてみていただけたらと思います。

この人はチャーリー・タカさんと言います。
マカオのGlobal Asia Investment Groupの代表です。

まず、チャーリーさんの子供達は、日本ではなく、ロンドンの学校に通っています。

マカオの、Global Asia Investment社の藤村社長のお子さんは、
マレーシアのマルボロカレッジに通っています。

なぜふたりとも、日本でなく海外の学校に通わせているのか?
そこにも、大きな意味があります。

藤村社長のお子さんは、日本人で初めてマルボロカレッジに入学しました。

マルボロカレッジとは、英国のウィリアム王子の妻であるケイト妃が
中学、高校と通った学校として、日本でもその名が知れつつありますので、
ご存じの方もいらっしゃるかもしれません。

インターナショナルスクールなので、決して学費は安くありませんが、
子供たちへの投資こそ、最大、そして最高の投資だと考えているからです。

自らの将来、自らが作り上げたものを受け継がせる選択もできるでしょう。
その為にも徹底した教育を受けられる時に受けることが重要だと考えておられます。

自らが、汗をかきながらビジネスで積み上げたお金でなければ、
これだけのコストをかけてあげることができなかったかもしれません。

投資の中で出来上がったお金。

賃金ではなく、『投資』という仕組みの中で出来上がったお金だからこそ、
余裕をもって子供たちに投資することができると思います。

グローバル化がますます加速する現代社会において、
子供たちに受けさせてあげる教育。

『選択肢を広く持たせてあげること』これは親としての義務だと言われます。

日本人だからこそ考えなければならないこと。

グローバル化した社会の中、
先進国の中で、日本人は英語が一番使えないという事実があります。

ドイツ・韓国・中国といった国々も、英語については日本と同様にダメだと
言われていた国です。

しかし、この10年間で状況が一変しました。
これらの国の企業や役人の多くが、英語を話せる様になりましたが、
相変わらず、日本人だけが英語を話せません。

幼少期から英語を学べる環境にいると、英語のスキルが格段に上昇します。

残念ながら日本国内では、いつまでたっても上達はしません。
教えている先生自体が、英語を話せませんので当然の結果です。

子供は小さければ小さいほど、順応性も高く、どんどん吸収していきます。
英語を話せることで活躍できる場が広がり、働く上でも選択肢が広がります。

日本を出て、より多くのチャンスをつかむこともできます。
自らの老後を子供たちが守ってくれるようにもなります。

子供の教育については、真剣に考えて欲しいと思います。
高いレベルの教育を受けるにしても、英語を学ばせるにしても、
お金は必要になります。

 

投資を学ぶことで、家族の将来をより明るいものに変化させる。
しっかり考えてみたいと思います。

3回目は『投資を学ぶ意味』についてお話します。

投資というフィルターを通して、日本を違う視点で見てみましょう。

自らの将来・家族の将来について

前回ご案内させていただきましたが、今回からスタートします。
6回の内容は次のようなことについてお話します。

1.自らの将来・家族の将来について
2.子供たちの教育について
3.投資を学ぶ意味
4.日本の不動産投資の現実
5.投資分散の考え方
6.海外のビザについて

前回少しふれましたが、もう一度繰り返しますね。

お金を貯めること、すなわち貯金も生命保険も、株も不動産購入も
それらはすべて投資ということです。

しかし最近 私自身は、
「投資」とは、まずは「お金を減らさないために行うもの」と
理解をするようになりました。

未来の安心のために行う
大切なものを守るために行うものです。

自分や、家族の人生の中でお金はどのような役割を果たすのか?

 

では、さっそく始めましょう。

 

では、そもそも私たちはなぜ投資をしているのでしょうか。

一番大きな理由は、

『将来、自分と家族が安心して満足できる生活するため!!』
ここにあると思います。

人によって思い描く将来は様々だと思いますが、

・良い生活をしたい。
・豪邸に住みたい。
・美味しいものを毎日食べたい。
・フェラーリに乗りたい。
・欲しいものを自由に買えるようになりたい
・海外旅行に行きたい

こんな夢もあるでしょう。 

すべて根源は同じです。

好きな時に欲しいものを買える。食べられる。旅行に行ける。
全てが ”安心して満足できる生活” ここに通じています。

最初に行う一番重要なことは、『自らのゴールを決めること』です。

何歳の時に、幾らの資産を持って、どのような生活環境に自らがあるのか?
自分の心の中でイメージを描いてみてください。

更には、これをできるだけ具体的な金額に表すことが重要です。
金額が具体的になれば、年齢から逆算をしていくことで答えが見つかります。

例えば、現在30歳の方が、60歳の時に完全に引退生活を送りたい。
そしてその時は、月に50万円の安定的な収入が入ってくる形にしたい。

この50万円の内訳には、

・3か月に一度は、夫婦で海外旅行に行きたい。
・その際に世界の一流ホテルに泊まりたい。
・その土地その土地の美味しい食事をしたい。
・世界遺産を見て回りたい。
・孫にいろいろな物を買ってやりたい

こういったことも含まれると思います。

より具体的に思い浮かべ、そしてそれを金額に当てはめて下さい。

毎月50万円、年間600万円のお金が、預け入れた利息の中からのみ
入ってくるとすれば、幾らの元金が必要なのか?

そう考えることで、目標がより具体化していきます。

仮に計算してみましょう。
分かりやすく、年間で5%の資産運用ができるとするならば・・・

1億2,000万円の現金の資産を構築できれば、自らのゴールを
達成できることになります。 

1億2,000万円。
途方もない数字に感じてしまう人もいるでしょう。

しかし、考えてみてください!! 
この資産運用が、自らが投資の知識を身につけることで、
年間10%の運用を行えるようになっていたとすると・・・。

6,000万円の現金の資産を構築できれば、年間600万円の運用益を
得ることができ、目標が達成できることになりますね。

そして6,000万円の資産を30年間で作るにはどうすればいいのか?

年間200万円、つまり月間16.6万円の貯金を行っていけば、
達成できることになります。

実際には、貯金を行っている最中には、貯金に対して利息が付いてきます。
貯めるお金は、実際にはもっと少なくても大丈夫だということになります。

今の例は30歳の方でしたが、私のようにその倍近くも生きている者は
どうしたらいいのでしょうか。

年収が、少ない人はどうしたらいいのでしょうか。

人によって、現時点の状況は様々ですから、取り組みの仕方も様々です。

ただ、間違いなく言えることは、少しでも若い人が
少しでも早く、自分ができることに取り組んでいくことで
大きく変わっていくということです。

 

2011年の震災は、私たち日本人は様々なリスクについて、
その意味を考えさせられる結果になりました。

自らの家族を守るため。
さらには、親戚や友人や近隣の人達が困った時、
もし、金融の知識を自分自身が持っていることで生活に余裕があれば、
家族のみならず、知人・友人をも支援することに繋がります。

 

日本という国を一歩出たとき、周辺にあるアジアの国々は、
現在、日本の高度経済成長期のような成長を見せています。

かつての日本にあったような、様々なチャンスが広がっています。
本当に様々な可能性が広がっています。

これらの可能性も含め、6回シリーズのメルマガ講座の中で
お伝えしていきます。

あなたの未来を作るのは?
あなたの目標を作るのは?
更には答えを出すのは?   あくまでも、あなた自身です。

自らの夢のある未来。将来。
子供たちが人生を楽しめる環境作り。
両親が安心して暮らせる老後。

あなた自身で作っていかなければなりません。

自らが本当に何をしたいのか?
どんな生活をしていたいのか?

これをじっくり一緒に考えることからはじめませんか。

お金を使い始めれば、きりがありません。
上を見れば幾らでも、上がいます。
同じように下を見れば、同様です。

世界中の何割かの人々は、常に餓えと対峙しています。

五体満足な体で、日本という素晴らしい国に生まれたことを誇りに、
そして満足に思い、その中で自らの目標・目的を決めていきましょう。

このような時代だからこそ、質の高い情報を手にする必要があります。

本日のメルマガの内容をしっかりお読み頂いた上で、
自分の将来について、考えてみて下さいね。

 

次回は『今後の子供に対しての教育』についてです。

何のために投資を学んで行く必要があるのか?
それがわかるきっかけになるのではないでしょう。

この目で見てきたマカティ市 「フィリピンは不思議な国」

今回のフィリピン視察で最も強く感じたことは、
実際にその国に行ってみることがいかに大切かということでした。

聞いているだけでは想像もつかなかったような現実を見ることができ、
空気に触れ肌で感じることができることの重要性でした。

フィリピン、マニラ、そこにあったのは新興国の躍動感そのものでした。
その力強さとパワーは今の日本にはありません。

 

航空機でわずか4時間、時差1時間の国。
なんと近いのでしょう。

今回は、マニラだけの滞在でしたが、次回はセブ島をはじめ、近隣の街にも
足を延ばしたいと思っています。

フィリピンの一番の魅力は、ホスピタリティと明るく陽気な笑顔でしょうか。
街の中は若者が非常に多く、いたるところで見かける光景は、
行き交う人々、出会う人々が笑い楽しそうにしている姿でした。

この国は決して豊かな国ではありません。
GDPも低いです。
賃金も低いし失業率も高いです。

それでも楽しそうにしています。
どうしてなのでしょうか。
日本の失った最も大切なものがここにはあるように思いました。

このメルマガではレポートを書こうとしているわけではありません。

ただ、フィリピンという国には多くのビジネスチャンスが
そこら中に眠っているということを、今すぐ伝えたいのです。

日本は素晴らしい技術やノウハウ、サービスを持っています。
私たちが当たり前と思っている小さなことがビジネスにつながると感じました。

そういう視点で周りを見渡すと、日本の持っている多くの事を提供することで
この国に対しての社会貢献ができます。
つまり雇用を生み出してあげることができるのです。

会社を移転するとか工場を移転して日本を空洞化にするというものではありません。

私たちが何気なく行っている、または提供している事を現地で教え、
現地で広めることができると思います。

投資優遇制度により輸出や加工企業には4~8年の税金優遇制度があります。
法人を作った場合、法人税は粗利の5%だけという魅力的なものです。

また、フィリピンは非常におおらかな国なので、中国と違って
会社や事務所を閉鎖する時もリスクはありません。
いつでも撤退できます。
利益の日本への送金にも制限がありません。自由です。

ですが、日本への送金は個人的には勧めません。
今、自分たちの資産を守るためには海外口座を持っておくことを強く勧めています。
そうすれば、為替の変動にも左右されませんし、
日本でもしハイパーインフレが起こっても資産は守れます。

その場合、守るというよりも、むしろ一気に試算が増えるということが起こります。
なので、海外で得た利益はその国に置いておくべきだと考えています。

 

話を戻します。

今回の訪問先の一つにマカティ大学があり、教授や学部長とお話しをしてきました。
マカティ大学の存在はかなり大きな意味のあるものだと分かりました。
マカティ市が運営しているということで、多くの優遇措置が得られそうです。

マカティ氏の発展に伴い、この大学にしかない学部もできていて、
新たな教育をめざし人材を育てていることに加え、投資企業に対しての
バックアップ体制が整っており多くのサポートが受けられるようです。

今回体験したことですが、同行した企業では、第二創業のアイデアが
いろいろと出てきたのには感動しました。
あとは、どのように組み立てていくかという宿題を持ち帰ったのです。

大学側がなぜそれほど真剣に関わってくれるかというと、優秀な人材を育てても
就職出来なければ若者は海外に出て行くので、人材の流出になってしまいます。
フィリピンの中で活躍し、マカティ市のひいてはフィリピンの発展を
目指しているからなのです。

日本でも産学連携が声高に言われていていますが、
実際の取り組みとしては、製造業の分野では耳にすることはありますが、
なかなか見えにくく時間もかかっているように思います。

マカティ大学は総合大学で、日本の大学と違い実に多くの学部があり、
そのほとんどの分野で連携ができ、サポートしてもらえそうです。

何が出来るか、何がして欲しいかは、実際に訪問して
教授たちと話されるのが良いでしょう。
今回も最も力のある教授と学部長が同席して下さり
いろいろな意見やアイデアをくださいました。

ちなみに、フィリピンでは大学に2種類あり、ユニバーシティとカレッジがあります。
小学校から大学まで一貫して備わっている総合大学をユニバーシティといい、
大学部分だけのものはカレッジというそうです。
マカティ大学は、もちろんユニバーシティです。

私たち日本人がフィリピンの風土と国民性、宗教観の違いなどを理解して行くことで、
日本人が言うところのマイナス部分はむしろプラス部分に変えることも出来ます。
それを踏まえて取り組むことで、事業のやり方も見えてくるのではないでしょうか。

弊社では、数名集まればいつでもご案内いたします。
今回私はフィリピンを訪問したことで、今まで以上に訪問されることをお勧めします。

これはフィリピンに限ったことではありません。
躍動しているアジアの国々にも行くべきだと思います。
そして、その国に投資することの必要性と重要性を感じてください。

フィリピンビジネス視察については、弊社とAKI財団でしっかりと
対応しますので、安心してお任せ下さい。
もちろん、ビジネスに発展した場合もお手伝いいたします。

じつは、4月16日~21日の6日間、マカティ大学の各部の教授たちが
総勢14名で神戸に来られます。
4月17日には、芦屋で教授によるセミナーも開かれます。
お時間のある方は足をお運びください。

何百年も続く慣習「誘拐婚って」
―コーカサスの人々の幸せとはー

コーカサスを題材にした昔のソ連映画では、花嫁にするために
女の子を誘拐するシーンが出てきます。

道端を歩く女の子を抱きかかえ、叫び声を上げながら抵抗する彼女を
男たちが無理やり車に押し込める様子や、
その後、監禁された女の子が脱出を図るという冒険が面白おかしく表現されています。

これは、旧ソ連の人なら誰しも知っているコーカサスの慣習、誘拐婚を描いたものです。
この誘拐婚とは現実には一体どんなものなのでしょうか。

120を超える民族が共生していた旧ソ連。
そこにはロシア人らのスラブ系民族とは全く異なる文化圏があります。

コーカサスや中央アジアのキルギス、カザフスタンなどで、
誘拐婚の伝統が続いてきていました。

しかし、ソ連が崩壊して20年経ち、この誘拐婚の伝統にも西欧化が
大きく影響を与えているようです。

 

誘拐婚はグルジアのようにキリスト教徒が多い地域でも
北コーカサスやキルギスのようなムスリムの多い地域でも行われていた
何百年も続く土着の慣習でした。

まれに、親が結婚に反対している恋人同士が結婚に踏み切るために
行われることも多かったのですが、道端で女性に一目惚れした男性が、
友人らと共謀してその女性を誘拐する例もありました。

 

ルールはこうです。

男性らに女性が誘拐されると、たいていはその男性の親戚の家に監禁されます。
誘拐されたと知った女性の親戚が、女性を引き渡すよう、交渉に出向きます。

しかし、誘拐されてから発見されるまでに一夜経ってしまうと、
女性の家族は諦め、女性にその男性と結婚するように促すのです。
実の母親に「この家に嫁ぎなさい」と言い放たれ、
泣きじゃくったという女性の話はやまほどあります。

男性の親戚もまた、女性を監禁している間、女性がその男性との結婚に
合意するよう説得します。
その時に暴力を振るったり、女性に手を触れたりするようなことはしてはならないのです。

 

例えば、ヘーダの話。
2週間後には2年付き合った恋人との結婚式が予定されていたのですが、
見知らぬ男に誘拐され、頑なに結婚を拒否していました。
しかし、一夜が過ぎ去り、彼女の親戚は誘拐犯の男性にヘーダを嫁がせることに
決めました。

彼女の夫となった男性には、他の女性との間に既に大きな子供がいました。
その後、誘拐した女の子がいたのですが、
彼女が処女ではなかったという理由で家を追い出していました。
このことを、ヘーダは結婚した後に知ったのです。

ヘーダは、「最初は本当に辛かった。散々遊んだ末、どこかの女性と子供まで作って。
身の回りの世話をしてくれる妻が必要になって、若くて何も知らない女の子が
適当だと思った。それで私は誘拐されたのよ。
大人が自分たちの利益のために、女の子の運命を決めてしまうのだと知った時、
私は本当に腹が立ったわ。でも、夫には私が必要だし、今は子供がいる。
今はこの人と出会って良かったと思っているわ。」

 

次にアーセットの話、

彼女は、17歳の時に見知らぬ男に誘拐されそうになりました。
車に押し込められそうになっているアーセットを、母親と一緒になって
必死で取り返そうとしてくれた青年がいたのですが、
2人の懸命な抵抗にもかかわらず、アーセットはさらわれてしまいました。

監禁されていたところ、父親たちがアーセットを取り返しに来ました。
交渉はうまく行き、アーセットは父親に連れられて家に帰ったのです。
しかし、そこで父方の親戚たちに囲まれスカーフを頭にかぶせられました。

「お前はもう誘拐された身だ。穢れている。これでは嫁の貰い手がないな」
アーセットは泣き出しました。

昔からアーセットに恋をしていた男性がいて、
アーセットにもしものことがあったら、と彼女の親戚の男性たちに
自分のことをいつもアピールしていました。
親戚はこの男にアーセットを嫁がせることに決め、
17歳のアーセットは泣く泣く嫁に行ったのです。

 

では、最近はどうなのか。

グルジアは反ロシア政策が進み、米国の支援を受けて法制度が急速に整ってきました。
そのため、現在では誘拐は犯罪として立件されるようになり、
重い刑事罰が科されるようになりました。

グルジアと言えば、ソ連時代から90年代にかけて、山賊や犯罪が多く、
旧ソ連一、野蛮な国として有名で、15年ほど前までは、
頻繁に誘拐婚が各地で行われていました。

しかし、警察機構や法制度が改善され、2000年代に劇的な変化を遂げたのですが、
その過程で、グルジア人は女性を誘拐する必要はないことを学んだそうです。

ロシアとの関係が悪化して、旧ソ連一、豊かだと言われたグルジアは最貧国になり
女性たちには結婚相手を選ぶ権利が生まれ、男性は誘拐ができなくなりました。
経済力のない男性は、女性に結婚を申し込みにくくなってしまったのです。

 

一方、ロシア連邦チェチェン共和国では、ソ連崩壊後の二度の戦争により、
男性は経済力を失っただけではなく、欧州や米国などに離散し、
住居や働く権利さえも確保できない若者が大量に発生しました。
こういう状況下では結婚は一層難しくなります。

誘拐婚は2007年~2009年頃にピークに達し、現地の人権活動家の報告では、
結婚全体の約25%が誘拐婚だったそうです。
戦争によって、男性は社会経済活動が大幅に制限されて権威を失い、
精神的にもダメージを受けました。
そのため、簡単に結婚する方法として逆に誘拐婚が横行したのだそうです。

結婚してすぐに離縁してしまう例も多発し、女性たちが男性の身勝手によって
傷つけられる事態が深刻化していました。
しかし、2010年からはチェチェン共和国の政令により、
それまでは警察によって見逃されていた誘拐犯の取り締まりが厳しくなりました。
罰金刑に加え、ロシア刑法に基づいて数年の実刑に処されるリスクが高まったのです。
このため、誘拐婚が事実上不可能になりました。

 

チェチェン人の人権擁護活動家の男性は女性の部下たちにこう言います。

「あなたたち女性のほうが今は多いし、近頃の男性は戦争ですっかり
自信と積極性を失っている。
だから、今度はあなたたちが友達と共謀して気に入った男性を誘拐しなさい。
私があなたの妻になるから、あなたはこれから私のために働いて支えなさい、
と言って放さなければいいのさ」とからかっているそうです。

 

女性は世界的に強くなったかもしれません。
しかし、女性がキャリアを構築したり、他人に奉仕したりすることよりも、
まずは家庭を持ち、自分自身を幸せにするべきだと、
旧ソ連の人々、特にコーカサスの大多数の人々は考えているようです。

 

男女にはそれぞれの役割があります。
異なる長所を認め合い、短所を補い合う。

だから、結婚して男女が支え合って生きていくことが大切なのだと、
彼らは気づかせてくれています。

様々な結婚の形がありますが、この人に誘拐される運命だったのだと思えれば、
マレットのように、結ばれるべき人と結ばれたのだと信じられるかもしれません。
結婚前は、男性の身勝手な振る舞いに愛情どころか憎悪の気持ちさえ持つ誘拐婚ですが、
夫にどれだけ愛され必要とされるかのほうが、結婚後の幸せを左右するようです。

 

皆さんはどう思われますか。

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