今年のゴールデンウィークに海外に行かれた方もいらっしゃるのではないでしょうか。

そんな時の移動にかかせないのが、なんと言ってもスーツケースですが、

なんと、、、
ボールペン一本で開けてしまえる!

という内容の動画が出回って、世界中に衝撃を与えているようです。

こちらがその動画。
http://goo.gl/Ip2MSJ

実演で使われているのは、
ソフトタイプのスーツケースでファスナー式。
2つのスライダー同士を南京錠でロックする、よくあるタイプ。

南京錠がかけられたままのスライダーを端によせて、ファスナーの隙間を
ボールペンでグリグリ、、、

いとも簡単にファスナーが外れて、中身を取り出せる様になりました。

中身を取り出したら、
南京錠がついたままのスライダーを、一旦逆側まで移動させてから、
元の位置に戻す。

たったこれだけ。
素人にも余裕で出来ます。

この手口がやっかいなのは、
スーツケースには傷ひとつつかないので、
盗まれた事に気づきにくいと言う事。

実演ではソフトタイプのスーツケースですが、
ハードタイプでも、同様のファスナーなら、
リスクはあまり変わらなそうですよ。

ファスナータイプでも、
スライダーを動かせない様に固定するタイプなら、
この手口は使いにくいでしょうし、

フレームロックタイプなら、この手口は基本的に無理なので、
より安心だと思いますが、

船曳さんのスーツケースが、
実演で使われているのと全く同じタイプなら、
海外に行く時には、使わない方がいいかも知れませんね。

http://goo.gl/s2UdiZ

さてさて、今日の本題です。

イラン人コラムニストのサイードレザ氏の記事からまとめてみました。

日本とイランは従来から友好な関係を持っています。
この関係を、一層の理解を通して維持するためには情報交換が必要です。

イラン人と日本人がお互いについて知っていることはごくわずかですが、
経済制裁を超え、文化の面で両国の人々が近づくことが大事だと
いう気持ちを持って一緒に考えてみましょう。

筆者は仕事の関係で、日本人インストラクターが行う
イラン人向けの研修に出席する機会が頻繁にあるそうです。

その際、質疑の場が非常に重要になります。
研修生として参加するイラン人は多くの情報を手に入れようとします。
彼らが入手しようとする情報は必ずしも研修の内容に限りません。

こうしたイラン人にとって、日本人インストラクターは
「分かりません」とか、「すみません、詳しい情報が現在手元にございません」
といった表現を頻繁に使います。

多くのイラン人には、この表現がとても気になるそうです。
自分の専門分野に関する話しかしないので、質の低いものに見えがちです。

場合によって、「日本人は物事を教えたくないのでは」と
誤解することさえあると言います。

日本人は、ある分野に関心を持つと、その分野をできる限り深く理解しようとします。

例えば、趣味に関することでいえば、
スポーツ、舞踊、討論会、勉強会など、日本人学生の熱心さには
目を見張るものがあります。
「将来、仕事にできるのでは」と思うほど、皆が必死に頑張ります。

一方、イラン人のやり方は、日本の学生の正反対と言えるかもしれません。

イラン人は自分たちのことを「浅い海」に例えます。
幅広い分野について、少しずつ知っているからです。

それは、スマートであるように見えるかもしれませんが、
専門性の低さを示すものでもあります。

例えばイランでは、医学部の学生であっても、コンピュータを修理したり、
自動車のエンジンについての専門的な話をしたりするのはふつうのことです。
もちろん、日本にもこのような人はいますが
イランでは、こうした人の割合が間違いなく日本より大きいです。

イランでは小学校時代から1つのスポーツに集中する子供はほとんどいません。

バレーボール、サッカー、バスケットボール、卓球と
多くの子どもがどれも楽しんでいます。
一人のこどもが、このすべての種目において優れていることも
珍しいことではありません。

イラン人が持つこうした行動には良い面と悪い面があります。

良い面は、人間関係が広がることです。

あらゆる分野について少しずつの知識を持っているので、
共通の話題をみつけることはかんたんです。
このため、初対面の人とでも、長時間にわたって話し合うことができます。

イランでは「趣味が何ですか」という質問は意味がありません。
1つのことに集中しないので、趣味なんてなくていいのです。

一方、悪い面もあります。

表面上のことだけ、それも一部しか知らないから、その知識は完璧ではありません。
副作用について詳しく知らない人が、薬をすすめれば、
病気を悪化させる恐れがあります。

ある機械を修理する時に大事なポイントを見逃して、
その機械を完全に壊してしまう可能性もあります。

イラン人と日本人はなぜ、こんなに異なるのでしょうか。

「批判」に対する姿勢が異なるのも理由の1つでしょう。

たった1回しか来日したことのないイラン人でも、
「日本人は保守的である」と言うことがあります。

政治的な言論が自由である一方で、
社会的な言論の自由が限られているように見えるからです。

例えば、後輩が先輩を気楽に批判することはあまりありません。
先輩と後輩の関係がしっかりとできているからです。

一方、イランは政治的な言論の自由には欠けていますが、
日常生活では批判することにタブーはありません。

職場でも学校でも自分の意見を自由に発言するし、
場合によっては喧嘩もします。
年上の人を尊敬する文化はありますが、
自分が正しいと思うことはあくまでも主張します。

なので、日本のような先輩後輩関係は、軍隊の中にしか存在しません。
軍隊の中でも、日本ほどに強くはありません。

では、他人の意見を自由に批判したり、自分の意見を強く主張したりすることに、
社会的なメリットはあるのでしょうか。

答えは、ノーです。

協力して仕事を進めるポジションに配属されたパートナーを
信頼・尊敬しない限り仕事を進めることはできません。
組織も形骸化してしまいます。

一方、日本式のやり方にも問題があります。
批判が許されなければ、組織が活性化するわけがありません。

イランと日本の中間が望ましいのかもしれませんね。