今回のフィリピン視察で最も強く感じたことは、
実際にその国に行ってみることがいかに大切かということでした。

聞いているだけでは想像もつかなかったような現実を見ることができ、
空気に触れ肌で感じることができることの重要性でした。

フィリピン、マニラ、そこにあったのは新興国の躍動感そのものでした。
その力強さとパワーは今の日本にはありません。

 

航空機でわずか4時間、時差1時間の国。
なんと近いのでしょう。

今回は、マニラだけの滞在でしたが、次回はセブ島をはじめ、近隣の街にも
足を延ばしたいと思っています。

フィリピンの一番の魅力は、ホスピタリティと明るく陽気な笑顔でしょうか。
街の中は若者が非常に多く、いたるところで見かける光景は、
行き交う人々、出会う人々が笑い楽しそうにしている姿でした。

この国は決して豊かな国ではありません。
GDPも低いです。
賃金も低いし失業率も高いです。

それでも楽しそうにしています。
どうしてなのでしょうか。
日本の失った最も大切なものがここにはあるように思いました。

このメルマガではレポートを書こうとしているわけではありません。

ただ、フィリピンという国には多くのビジネスチャンスが
そこら中に眠っているということを、今すぐ伝えたいのです。

日本は素晴らしい技術やノウハウ、サービスを持っています。
私たちが当たり前と思っている小さなことがビジネスにつながると感じました。

そういう視点で周りを見渡すと、日本の持っている多くの事を提供することで
この国に対しての社会貢献ができます。
つまり雇用を生み出してあげることができるのです。

会社を移転するとか工場を移転して日本を空洞化にするというものではありません。

私たちが何気なく行っている、または提供している事を現地で教え、
現地で広めることができると思います。

投資優遇制度により輸出や加工企業には4~8年の税金優遇制度があります。
法人を作った場合、法人税は粗利の5%だけという魅力的なものです。

また、フィリピンは非常におおらかな国なので、中国と違って
会社や事務所を閉鎖する時もリスクはありません。
いつでも撤退できます。
利益の日本への送金にも制限がありません。自由です。

ですが、日本への送金は個人的には勧めません。
今、自分たちの資産を守るためには海外口座を持っておくことを強く勧めています。
そうすれば、為替の変動にも左右されませんし、
日本でもしハイパーインフレが起こっても資産は守れます。

その場合、守るというよりも、むしろ一気に試算が増えるということが起こります。
なので、海外で得た利益はその国に置いておくべきだと考えています。

 

話を戻します。

今回の訪問先の一つにマカティ大学があり、教授や学部長とお話しをしてきました。
マカティ大学の存在はかなり大きな意味のあるものだと分かりました。
マカティ市が運営しているということで、多くの優遇措置が得られそうです。

マカティ氏の発展に伴い、この大学にしかない学部もできていて、
新たな教育をめざし人材を育てていることに加え、投資企業に対しての
バックアップ体制が整っており多くのサポートが受けられるようです。

今回体験したことですが、同行した企業では、第二創業のアイデアが
いろいろと出てきたのには感動しました。
あとは、どのように組み立てていくかという宿題を持ち帰ったのです。

大学側がなぜそれほど真剣に関わってくれるかというと、優秀な人材を育てても
就職出来なければ若者は海外に出て行くので、人材の流出になってしまいます。
フィリピンの中で活躍し、マカティ市のひいてはフィリピンの発展を
目指しているからなのです。

日本でも産学連携が声高に言われていていますが、
実際の取り組みとしては、製造業の分野では耳にすることはありますが、
なかなか見えにくく時間もかかっているように思います。

マカティ大学は総合大学で、日本の大学と違い実に多くの学部があり、
そのほとんどの分野で連携ができ、サポートしてもらえそうです。

何が出来るか、何がして欲しいかは、実際に訪問して
教授たちと話されるのが良いでしょう。
今回も最も力のある教授と学部長が同席して下さり
いろいろな意見やアイデアをくださいました。

ちなみに、フィリピンでは大学に2種類あり、ユニバーシティとカレッジがあります。
小学校から大学まで一貫して備わっている総合大学をユニバーシティといい、
大学部分だけのものはカレッジというそうです。
マカティ大学は、もちろんユニバーシティです。

私たち日本人がフィリピンの風土と国民性、宗教観の違いなどを理解して行くことで、
日本人が言うところのマイナス部分はむしろプラス部分に変えることも出来ます。
それを踏まえて取り組むことで、事業のやり方も見えてくるのではないでしょうか。

弊社では、数名集まればいつでもご案内いたします。
今回私はフィリピンを訪問したことで、今まで以上に訪問されることをお勧めします。

これはフィリピンに限ったことではありません。
躍動しているアジアの国々にも行くべきだと思います。
そして、その国に投資することの必要性と重要性を感じてください。

フィリピンビジネス視察については、弊社とAKI財団でしっかりと
対応しますので、安心してお任せ下さい。
もちろん、ビジネスに発展した場合もお手伝いいたします。

じつは、4月16日~21日の6日間、マカティ大学の各部の教授たちが
総勢14名で神戸に来られます。
4月17日には、芦屋で教授によるセミナーも開かれます。
お時間のある方は足をお運びください。