最近コンビニのコーヒーが人気ですよね。

各店舗ともそれぞれにこだわりの手法で安く提供してくれています。
手軽においしく飲めるのでコーヒー好きの私には嬉しい限りです。

その反面、従来からのコーヒー店舗ではかなりの影響をうけているため
こちらはこちらで新しい戦略を練ることになります。

今回は、ライトなお話で、スタバのカフェラテの話題を取り上げてみます。

スターバックスコーヒージャパンは10月1日、
看板商品であるカフェラテをリニューアルしたんです。

でも、その1週間前の9月23日に、
米スタバが同社の完全子会社化を発表した影響なのか、
大きなニュースになりませんでした。

でも、スタバファンの間では話題となっているそうですよ。

リニューアルでは、使用するミルクを特注品に切り替えた上で、
エスプレッソのコーヒー豆は国内焙煎とし、
店頭に着くまでの期間を従来の半分に短縮したのです。

そのため、より新鮮な味を楽しめるということのようです。

タイトルを「カフェラテをリニューアル」としましたが、
実際にはカプチーノやカフェモカ、キャラメルマキアートなども
同じミルクや豆を使っているので、全部で12品目をリニューアルした形です。

各商品、各サイズで10円値上げされていますが、
理由はミルクの価格高騰が影響しているからだそうです。

新しいカフェラテを手にして、まず気づくのが
蓋を開けた時のフォームミルクのきめ細かさ。

口当たりは以前よりもまろやかで、厚みのある味になっているらしい。
一方、冷めた後は、意外にあっさりだとか。

このカフェラテ、日本初出店から18年間味を変えてこなかったのですが、
なぜ今になってリニューアルを実施したのか。

昨年9月に店舗数が1000店を超え、
ブランドが大衆化してしまうことへの危機感の表れからなのだそうです。

1000店を超えれば、どうしてもコモディティー化(汎用品化)してしまう。

お客様から飽きられないようにするためには、
常に新しいことに取り組むことが重要。

特にクオリティーを保ち、店舗のリモデル、パートナー(従業員)への教育は
やり続けないといけないという考えからです。

消費者の味覚は日々変化しています。
2014年3月期に売上高1256億6600万円、営業利益109億5100万円と、
共に過去最高を記録したスタバジャパンの主力商品であるラテであっても、
あぐらをかいているわけにはいかないそうです。

スタバジャパンの社内では「Beyond 1000 stores」という合言葉の下、
経営基盤を強化するという目的で、
新しいラテの開発を昨年からスタートさせました。

日本人に好まれるのは、コクがあるが後味はすっきりとしたラテ。
これを実現するために、
まず、ミルクは乳業会社と共同開発しました。

また、社内外から数百人選び、繰り返しテイスティングを行いました。

原材料の改良だけではなく、約2万5000人の従業員に対し、
きめ細かいフォームミルクを作るための技術を、改めて教育しました。

フォームミルクでハートなどの絵(ラテアート)が描けるほどの
スキルを身に付けることを掲げた研修には、「かなりの労力を費やした」そうです。

スタバジャパンの「Beyond 1000」の取り組みは今後も続きます。

例えば、顧客のニーズに合わせた店舗改装は1年に150~200店のペースで行い、
2014年度の改装費用は60億円と、
新規開店の40億円の1.5倍を投じる予定となっている。

さらに、スタバファンに対するサービスも強化していきます。
50万人を超えるスタバカード会員向けに、
値引きのプログラムなどを検討しているそうです。

カフェラテのリニューアルを弾みにして、さらなる進化を遂げて、
ライバルとの差を広げられるか。

「1000店あれば1000店それぞれが個性を持つべき」と掲げるように
チェーンの安心感と各店舗の個性が、
今後のスタバを進化させるカギなのかもしれませんね。